
Appleのスマートスピーカー「HomePod」の実力はいかに!?
Appleからまた僕の心をくすぐる製品が発売されましたね。
その製品というのが
HomePod
です!
これは、Appleが開発した超高性能のスマートスピーカーですね。
今回の記事では、秋葉原のヨドバシカメラで店員さんに聞いた「HomePod」の魅力・実力についてご紹介していきたいと思います。
目次
HomePodはとても賢いスピーカー
HomePodは「スマートスピーカー」というジャンルに分類されるスピーカーです。
スマートスピーカーというのは、音声アシスタントという音声を認識することができるエンジンを搭載しており、声でスピーカーを操作することができるというものです。
世の中に存在する音声アシスタントとしては、Googleが提供する「Google Assistant」やAmazonが提供する「Alexa」などがありますが、Appleの場合はSiri(シリ)というiPhoneなどにも搭載されている音声アシスタントを持っていますので、今回ご紹介しているHomePodにも必然的にSiriが搭載されることになります。
「Hey Siri!3分測って!」というように音声で気軽にデバイスを操作できるのがSiriの特徴ですね。
このSiriがHomePodにも搭載されているということで、Siriをフル活用し更に快適なスマートライフが遅れるということですね。
デザインや仕様はとてもシンプル
HomePodのデザインや仕様はとてもシンプルです。
Appleのデザインコンセプトである無駄を徹底的に削ぎ落としたシンプルなデザインというのがしっかりと表現された商品だと思います。
そして、仕様もとてもシンプルに造られていますね。
それではまずは外観のデザインを見ていきましょう。
以前のMac Proを彷彿させる筒状のデザイン
HomePodのデザインは、1つ前のMac Proのような円筒形のデザインとなっています。
カラーは、スペースグレイとホワイトの2色ですね。
パッと見た感じだとスピーカーだとは思えないデザインですよね。
シンプルで印象的なデザインは「さすがアップル」という感じでしょう。
音量・再生・停止以外の全ての操作は基本的には音声で
HomePodには、これといったボタンはありません。
上部に円形のディスプレイがあり、そこに音量を調整する「+」「-」のボタンが表示されるだけです。
では、どのように操作するのでしょうか?
外部入力端子は一切なし
HomePodには、外部入力するような物理的な端子は一切ありません。
全てWi-Fi経由で音を入力する形になります。
僕の場合は、BoseのSoundLink RevolveというBluetoothスピーカーを使っていたのですが壊れてしまい、買い換え用の候補としてHomePodを検討していたという感じでした。
ちなみに、Bose SoundLink Revoleveはこんな感じの商品です。
こちらの商品もとても良い物でしたが、音質という観点ではHomePodの圧勝でした。
ただし、このスピーカーはBluetooth接続ができますので、Wi-Fi環境が無い野外で使用する場合は最高です。
また、AUX端子が付いていたりするので、以下のような両端がステレオミニピン(オス)のケーブルだけ用意すれば、スマホなどのイヤフォン端子から音を入力することができます。
HomePodの場合はWi-Fi環境が必須となるため、基本的には家以外では使えないと思っておいた方が良いでしょう。
そもそもネーミングが「HomePod」ですからね(笑)
そして、野外のバーベキューなどで使いたい場合は、BoseのSoundLink Revolveがおススメですね!
また、HomePodはバッテーリー駆動はしませんので、常にコンセントから電源を供給する必要があります。
BoseのSoundLink Revolveは、バッテリー駆動できますので、家以外で使用する際にはとても便利ですね。
つまり、家で上質なサウンドを楽しみたい方は「HomePod」。
家以外でもガンガン音楽を流すシーンがあるよ!という方は「SoundLink Revolve」という感じの使い分けでも良いでしょうね!
お金に余裕がある方は、両方保有するというのもありだとは思います(笑)
音質がとにかく最高なHomePod
HomePodの特徴は、そのサウンドにあります。
HomePodにはBluetooth接続機能も、バッテリー機能も、防滴機能も無いのですが、そんなデメリットが気にならないくらい音が良いんです。
それでは、HomePodに搭載されているサウンドテクノロージーをご紹介したいと思います。
360度全ての方向に音を届けます
この技術は、BoseのSoundLink Revovleにも搭載されている技術で、スピーカーの全方位、つまり360度全ての方向に音を飛ばすことができるというものです。
物の置き場所に困らないような広い家に住んでいる人はいいですが、物が多い部屋に住んでいる人は一般的なスピーカーだと置き場所に困ると思います。
リスニングポジションを気にしながら、テレビの両サイドにスピーカーを置かないとダメだったりするので、とても場所を取ってしまいますよね。
しかし、HomePodであれば置き場所に困ることはありません。
HomePodは部屋の空いているところにスマートに置くことができます。
そして、HomePod自身が音を自動調整して、部屋中どこにいても同じ音を聞けるようにしてくれるんですね。
詳しい機能解説は後でご紹介します。
このような機能によって360度全ての方向に均質な音を届けることができるんです。
業務用音響の世界では「均質質な音(どこの席で聴いても同じ音が聴ける)」というのはコンサートの質に直結する大きな問題であるため、それを解決するような技術がどんどん使われていましたが、今回のHomePodにはその業務用音響で使われているような音響技術が使われているということでとてもびっくりでした。
自動音質補正機能がヤバイです
先ほど少し触れましたが、HomePodには音を自動で調整してくれる機能があります。
HomePodの本体の中には、360度全ての方向に音を届けることができるように、スピーカーが配置されています。
合計7つのスピーカーがHomePodの中には搭載されています。
これらのスピーカーによって部屋中に均質な音を届けることができます。
そして、みんなが気になる低音のクオリティーはどうかというと、結論から言うと「とても素晴らしい!」です。
HomePodには以下のように上部に低音を再生する「ウーファー」というスピーカーが上向きに取り付けられています。
スピーカーの上の方には誰もいないですけど・・・?という疑問を持たれる方がいると思うのですが、低音というのは、中高音に比べると、指向性が緩い、簡単に言ってしまうと、より広い範囲に広がってくれるという特徴を持っています。
ですので、ウーファーを上向きに配置していても、部屋中にその低音は響き渡るということですね。
そして、このウーファーには低音用EQマイクロフォンが取り付けてあり、ウーファーの下部に取り付けてあるマイクロフォンアレイ(6つのマイクの集合体)とともに音を補正するのに使われるようです。
ちなみに、6つのマイクロフォンアレイは僕らの「Hey Siri」という声を高精度で聞き取るためにも使われます。
スピーカーに入力された音と、実際に人が聴く音には差があります。
そして、その差は部屋の場所や物の置かれ方によって異なります。
HomePodはその部屋の空間がどうなっているのかを認識することができ、それぞれの方向に対して適切な音質の音を届けることで、部屋全体が均質な音になるように自動調整してくれます。
この差を出来るだけなくすように自動補正してくれる機能がHomePodには搭載されています。
その補正は自動で行われるため、徐々に音が変わっていって、最終的的に「しっくりくる音」になっているのだから驚きですよね。
ホームユースでは十分すぎる低音域の再生能力
HomePodの低音再生能力はとても素晴らしいです。
ウーファーという低音用スピーカーは、モーターで動いているらしく、20mmという大きな振動を作り出すことができるんですね。
この振動が大きいほど、迫力のある低音を再生できると思ってもらっても良いと思います。
通常、スピーカーのウーファーというのは、コイルと磁石のちからよって駆動させるのが常識でしたが、モーターで駆動させることで低音再生レスポンスも上がりそうですし、音圧も出せるようにな理想な気がします。
そして、モーター駆動ということで、コイル式よりも消費電力は少なくて済むのではないでしょうか。
このような、今までの音響技術の常識を覆すような機能をさいようするところもAppleらしいですね!
まとめ
HomePodは僕が今まで聴いてきたポータブルスピーカーの中で最も音質的には優れています。
業務用音響機器も扱う僕がそう言うのですから間違いないと思って良いと思います。
そして、アップルが徹底的にこだわる「シンプルなデザイン」という部分については見た目はもちろんのこと、機能面でもシンプル化が徹底されています。
しかし、その裏側ではとても高度な音響処理が行われているんですね。
今までのスマートスピーカーは、正直、音があまり良くありませんでした。
そのようなスマートスピーカーの常識を覆したHomePodはまさに買いな商品だと思います。
ぜひ、スマートなオーディオライフを!!
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