擬似的に空間を演出!|リバーブってなに?



ギターなどをやったことがある方なら分かると思いますが、エレキギターの音を変えた時に使用する「エフェクター」というがあると思います。

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こられらの機材を使ってギターの音に色付けを行なっていきます。

これと同様にPAでも「エフェクター」というものを使用します。

今回のテーマである「リバーブ」もエフェクターの1つですね。

こちらの記事では、「リバーブってどんなエフェクターなの?」というのを解説していきたいと思います。

リバーブは「残響」を演出するエフェクター

リバーブ(Reverb)のというのは、リバイブレーション(Reverbration)つまり「残響」という意味です。

ちなみに、この残響を付け加えるエフェクターなので、正式には「リバーブレーター(Reverberator)」というのが正しい呼び方なのですが、一般的には「リバーブ」で通じますのでこちらの記事でもリバーブという呼び方に統一させていただいています。

では、なぜわざわざ残響を付け加える必要があるのでしょうか?

それは・・・

その方が臨場感が演出できるから

です。

PAでは、基本的には「オンマイク」と呼ばれる方法で音源のすぐ近くにマイクを置いて音を拾います

そうすることで、ハウリングの発生を抑えてスピーカーから出す音を大きくできるんですね。

しかし、オンマイクの欠点は「空気感がでない」ということです。

普段、僕たちが聞いている音というのは、音源から出た「直接音」と直接音が壁などに当たって跳ね返ってきた「間接音」が混ざった音を聞いています。

しかし、オンマイクの音というのはほぼ「直接音」のみなんです。

実は、直接音というのはとても淡白な聞こえ方をします。

言ってしまえば「つまらない音」なんですね。

このような淡白な直接音に間接音を加えることができるのがリバーブです。

これによって僕たちが普段聞いているような自然な音に近づけることができるんです。

また、リバーブのかけ具合によっては、小さな部屋で聞いているようにもできるし、大きなホールで聞いているようにもできます。

このようにして、リバーブは間接音、つまり残響を付け加えることで音に臨場感を出してくれるエフェクターなのです。

リバーブの原理

リバーブという効果は音の反射がポイントだとうことはご理解いただけたかと思いますが、更に図解してみたいと思います。

例えば、部屋の中でスピーカーから出た音を聞く時のことを考えてみましょう。

とても雑な絵で申し訳ありません(笑)ご勘弁ください。。。

スピーカーから出た音はもちろんその正面にいる人に届くのですが、スピーカーから出る音というのは正面だけに飛ぶわけではありません。

人がいない斜めの方向にも飛んでいくんですね。

そうなった時に斜めの方向に飛んで行った音は、そのうち壁にぶつかります。

そして、壁にぶつかった音は、「反射(跳ね返る)」「透過(壁を通り抜ける)」「吸収(壁に吸い込まれてしまう)」のいずれかになります。

これらの現象のどれが起こるかは、壁の材質などの大きく関わってきます。

通常は、これらの3つの現象が全て発生するというのが一般的です。

つまり、音が一度壁にぶつかると、反射する音もあれば、透過して壁の向こうに飛んでいく音、そして壁に吸収されてしまう音があります。

このように考えると、音が壁にぶつかるというようなことが起こると、透過する音、吸収される音があるので、その分の反射音は小さくなるということが言えます。

このように音というのは、壁にぶつかるということを繰り返すことで小さくなる(減衰する)という性質がります。

実は、この音の減衰が複雑に起こることでリバーブの特徴である「残響」が生まれます。

これを図で示すと以下のようになります。

音源から音が出ると、人は直接音としてその音を認識します。

その後、初期反射という大きめの反射音が聞こえて、その後残響いうのが聞こえるようになり、最終的には音が消えるということになります。

このような残響を人工的に作り出せるのがPAで使用する「リバーブ」なんですね。

まとめ

リバーブは、淡白な音マイクの音に残響効果を加え空気感を与えてくれるとても重要なエフェクターです。

これからPAをやられる方は大変お世話になるエフェクターですので、ぜひリバーブの原理などを覚えてお聞くと良い音作りができるようになるのではないでしょうか?

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