
PAってなに?
PAに触れたことがない方がPAに初めて触れるときの最初の疑問は「PAってなに?」ということではないでしょうか?
「PAってなんかの略?」
「PAって人のこと?」
「PAって何をするの?」
そんな疑問をお持ちの方は多いはずです。
この記事では、PAという言葉の意味と内容、そしてその言葉の使われ方などを解説していますので、ぜひご一読いただければと思います。
目次
PAって何の略?
PAは
Public Address
の頭文字を取った言葉です。
Publicというのは、「公衆」のような意味を持つ英語ですよね?
そして、Addressというのは、「住所」という意味もありますが、以下のような意味もあります。
名詞として使用する時に「演説、講演」といった意味もあります。
また、動詞としての意味は以下のように「演説する」などといった意味があります。
つまり、PAというのは 、演説することを指します。
ここでPAの歴史をさかのぼってみます。
PAが誕生したのは、ナチスドイツの党大会だと言われています。
演説者の声が大勢の大衆に届くように大規模な音響システムが開発されたんですね!
この時は、「PA = 演説の音響」というニュアンスでしたが、時間が経って音響システムを使って拡声(音を大きく)することをPAと呼ぶようになりました 。
ですので、現代においては、演説ではないライブの音響であっても「PA」と呼ばれているんですね。
「PA」という言葉が指すもの
PAというのは、音響システムのことを指すと書きましたが、現代においては、PAという言葉が指す派にはとても広いです。
大きく分けると
- 音響システムとしての「PA」
- 音響システムを操作する人としての「PA」
といった使われ方があります。
音響システムとしての「PA」
上で書いたように、「PA」という言葉は、ライブなどのイベントで使用する音響システムのことを指したりします。
「この会場のPAは高級なものが入っていますね」
と言ったような言い方をする時があります。
これは「この会場の音響システムは高級なものが入っていますね」という意味ですね。
このように、音響システムを「PA」と呼ぶのがPAという言葉の1つめの使い方ですね。
音響システムを操作する人としての「PA」
ライブなどにおいては、必ず音響システムを操作するオペレーターがいます。
このオペレーターは正確には「PAオペレーター」や「PAエンジニア」などと呼ばれますが、場合によってはその人のことを「PAさん」と呼んだりします。
「音に関する要望はPAさんと調整してくださいね!」
などといったように使います。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、ライブの現場では普通に使われている使い方ですね!
まとめ
「PA」という言葉は、音響システムのことを指したり、PAオペレーターのことを指したりと、その言葉の意味は広くかつ曖昧に使われています。
でも、今回の記事を読んだあなたはライブの時に「PA」さんという言葉を聞いても「何のことを言っているのかわからない・・・」ということはないはずです。
それでは、PAという言葉の意味をしっかりと理解した上で、PAというものを学んでいきましょう!!
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